学生時代に英語は勉強したことあるものの全然覚えてない。簡単な会話すら難しい。でも英語を話せるようになりたいからーから英語を勉強し直そう!というそこのあなた。
もしかしたら英語を話せるようになるのはそこまで遠い未来の話ではないかもしれませんよ。
今どんな英語勉強法を選択するかで、今後の結果を大きく左右することになります。
アザラシクン
目次
あなたは1から?それとも0から?
英語のことが本当に何も分からない人がいます。その方たちが正に0から勉強するのに対して、義務教育でも良いので英語を何かしら学んだことのある人は全くの0ではありません。
埋もれている知識があるのであればそれを活用することで早く英語が話せるようになるんです。
アザラシクン
マッキー
日本人は何だかんだ言って英語を知っている
例えばあなたが以下の文章を理解できる場合、あなたはやり方次第ですぐに英語を話せるようになります。
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What do you do? – I’m an office worker.
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Is he kind? – Yes, he is.
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Were they students? – No, they weren’t.
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Do you like dogs? – Yes, I do.
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What animals does she like? – She likes cats.
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Can you help me? – Yes, I can.
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When will he arrive? – He’ll arrive around 8 pm.
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What are you doing? – I’m washing my car.
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Where did you go? – I went to the park.
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How was the concert? – It was wonderful.
どうでしたか?いくつかは分かったんじゃないでしょうか?もしかしたら全部分かった人もいるかもしれませんね。
アザラシクン
人によっては「そりゃーこれぐらい分かるよ。でも分かっててもそれが言えないから困ってるんだ」なんて思ってる人もいるかもしれません。
そうそこなんです。もし今あなたが上の英文の意味を理解できたとしたら、これ以上勉強してる場合じゃないんです。
アザラシクン
マッキー
あなたに必要なのは更に勉強することではありません。今知っている知識だけでもいいのでそれを瞬時に英語で言えるように訓練すること。それが大事なんです。そうすれば英語はすぐにでも話せるようになります。
マッキー
義務教育は無駄じゃなかった
義務教育で習った英語を完全に覚えている必要はありません。
私も英語を一から勉強し直そうと思ったときには他の人と比べてもひどい状況でしたが、上で紹介した英文は時間をかけて考えれば何とか理解することはできました。
中学・高校での英語教育が始まった後の世代の人は何も知らないと思っていても英語の超基礎部分は何気に知っていることが多いです。
アザラシクン
実は今知っていることを使えるようにすればすぐに英語を話すことができるようになるにも関わらず、自分には知識が足りていないと思い込んで更なる勉強ばかりしてしまいます。
マッキー
早く英語を話せる実感が欲しければ
想像してください。あなたが牛丼を作りたいとして、牛肉の最適な下処理の仕方から最適な食材選びまで調理の専門知識を全て覚えてから作り始めたら、牛丼が食べれるのはいつになるでしょうか?
目の前にあるレシピを見てとりあえず作ってみたらすぐに食べれるのに。
実はこれをやっている人が多いのが英会話学習なんです。しかも本人たちは気づいていません。まず手元にある食材で牛丼作ってみましょうよ。
これを言い換えると、まずは今知ってることを1秒で言えるようにしましょう、となるんです。これから質問をします。
答えは嘘でもいいので適当に当てはめて、一秒以内にきちんとした英文で答えてみてください。(単語だけの答えは駄目ということ)
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What sports do you like to watch?(どのスポーツを見るのが好きですか?)
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How often do you watch it?(どれくらいの頻度でそれを見ますか?)
単語だけでは駄目と伝えたので「Soccer(サッカー)」だけでなく、「I like to watch soccer.(サッカーを見るのが好き)」 と一秒で答えられること。
「Everyday(毎日)」だけでなく、「I watch it everyday.(毎日見る) 」と一秒で答えられること。
あなたはこれらの英文を理解することができましたか?もし理解できなかったらまずは勉強することが必要ですので、あなたは勉強する段階にいると思って大丈夫です。
アザラシクン
あなたがもし上の英文を知っていたとしたら、その答えを1秒で返事できましたか?これができたという人は、更なる知識を入れるために一旦勉強に戻るといいです。
アザラシクン
知っているのにすぐに答えられなかった人。あなたはまず知っている英文を一秒で答えられるようになるのが、他の何かを学ぶよりもまず先にすることです。
上の2つの英文はただの例です。伝えたいポイントは、自分が知っている英文を知っているままで終わらせているのか、それとも使えるレベルまで引き上げているのか、です。
アザラシクン
マッキー
英語を話せる人と話せない人の違い
英語を学んだ/習ったままの人、英語を学んだ/習った後にそれを実際に使えるところまで練習した人。それが英語を話せる人と話せない人の差です。
使えるまで練習した人が英語を話せる人たち
もちろん英語の勉強に終わりはありません。人と話して分からない単語が出てくることはいつになってもあるでしょうし、英字新聞なんて分からない単語のオンパレードだったりします。
だから英語の勉強は一生かけて少しずつやるくらいの感覚です。
ここ重要です。勉強には終わりがないんです。だから終わりがない「勉強」ばっかりやっていたら、いつまで経っても話せるようになるわけがありません。
ちょっと勉強したらその倍の量の練習をして、それをマスターしたと言えるぐらい何度も言う。
アザラシクン
簡単な文章をスラスラ言えるようにしましょう
私が初心者の時に意識していたのは「簡単な文章はネイティブと同じレベルで言えないとマスターしたとは言えない」ということでした。
アザラシクン
厳密には発音がネイティブ並みというのは難しいとしても、反応速度とかその英文を瞬時に口に出すという点では、マスターできるはずなんです。
アザラシクン
マッキー
私の周りの人は皆勉強を頑張っていました。でも基本的なことが言えるようになっていないのにムズカシイことばかり勉強していたんです。
アザラシクン
その人たちもどこかで方向転換して練習に明け暮れるようになれば話せるようになりますが、それに気づかず何年も勉強し続けているから中々話せるようにならないです。まずは少しずつ出来るようにしていくことです。
まとめ
10学んだら、その10を使えるようにする。そしてまた次の10を学ぶようにする。早く英語を話せるようになりたかったらこれが大事です。
100学んでから一気に100を使えるようにする。これもありかもしれません。練習さえすれば知識がある分一気に目が出ることでしょう。
危ないのは、1000学んで話せないから10000学ばなければいけないという発想に陥る場合です。英語が話せない原因はそこじゃないんです。
「勉強が足りないから自分はまだ英語が話せないんだ」は方向違いです。練習してないから英語が話せないんです。
どれくらいの期間英語が話せないままでいるのかを自分がどこまで許容できるかで10ずつ学ぶのか、100ずつ学ぶのか調整するといいですね。
少しずつでも話せてる実感が欲しい人、それがモチベーションになるという場合は細かく刻んでいくといいと思います。
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