英語コーチング 日記 #1:目的~テスト~学習プラン決定

英語を話せるようになりたいという男性の英語コーチングをすることになりましたので記録を付けていきたいと思います。

 

まず最初にしたことは、なぜ英語を学びたいのか/英語で何をしたいのかという目的の確認です。

彼の場合は

  1. 海外旅行に良く出かける
  2. 外国人と簡単な英会話ができるようになりたい
  3. 文法の勉強には興味がない
  4. 発音もそれほど気にしていない

ということで、簡単な日常会話と旅行で使う英会話が習得できれば良いとのこと。

実は、日常英会話と旅行英会話はどちらを優先するかによって学習アプローチが変わります。

マッキー

例えば、日常会話をマスターすればもちろん海外旅行でも困ることはありませんが、日常英会話のマスターには時間がかかります。もし1,2か月後に海外旅行を控えているのであれば、旅行英語だけに集中して学ばないと旅行先で勉強の効果を実感できません。

もちろん勉強が進んでいけば最終的にはどんな会話もできるようにはなるわけですが、効率良く学ぶには

日常英会話であれば

日常会話は範囲が広すぎるので闇雲に手を出すと習得に時間がかかります。なので...

  • 単語学習よりも構文パターンを優先
  • 会話で必須で使う構文パターン(40~100個程度)を習得する
  • 時制と動詞の使い方をマスターする
  • 単語は、上記の学習をする際に出てきたものを自然に覚えていくようにする

単語学習は一生終わらないレベルです。だからまずは終わりのあるものから着手します。

これに対して

旅行英会話であれば

旅行で使う英語・英会話はある程度決まっています。なので...

  • 単語の学習もする(旅行に特化した単語学習なら終わりがあるから)
  • シチュエーション毎に決まったセリフを覚えて練習する
  • 会話の相手が使うであろう特定のセリフを覚える
  • ファストフード店などのカジュアルな場での英語は聞き取りにくいため、聞かれることの流れを覚える

もちろん、相手が何を言ってくるかはケースバイケースですが、自分が言うセリフは決めてしまうことができますし、想定するシチュエーションもある程度分かっています。

という感じで、最終的なゴールや途中のゴール、どれくらいの期間でそれらを達成したいかによって学習プランをその人に最適化するのは大切なことです。

 

彼の場合は次の海外旅行はかなり先の予定であまり焦ってないとのことなので、日常英会話から始めることにしました。

基本の会話パターンを習得するにはある程度の時間がかかるのですが、身に着けてしまえばそれはもちろん海外旅行にも使えるので、今回はこちらからスタート。

 

英語力の確認

次に、今の時点で英語がどれくらい分かるのか/話せるのかという現在の英語力の確認です。

ここで重要なのが、英語の知識とスピーキング力・リスニング力をそれぞれ別々にテストすることです。

彼の知識レベルと会話力はこんな感じ。

知識の確認
  • 義務教育で習った最低限は分かる
  • 学生時代はあまり真面目に勉強しなかった
会話力の確認
  • 全く話せない
  • 聞き取りは少し

 

英語が話せないと一口に言っても、

  • 知識があるのにスピーキングが出来ない
  • 知識がないからスピーキングが出来ない

では対処法が全く異なります。

知識がない場合

知識がないからスピーキングできないのであれば、まずは最低限の知識を入れないことには仕方がありません。

なので最初は多少お勉強をしてもらう必要があります。

ただその勉強の中身で何を学ぶか間違える人が多いので、そこに対して指定をします。

知識がある場合

それとは異なり、知識があるのにスピーキングが出来ないのであれば、その人に必要なのは話すためのトレーニングであって、勉強ではありません。

日本人がやりがちなのは、英語が話せないのは勉強が足りていないからだと思い込み、それ以上する必要のない勉強をやり続けてしまうことです。

知識があるのに英語が話せない人は、それ以上勉強しても話せるようにはなりません。

英語コーチングでは英語の学び方を教える

さて、あとはどのように勉強を進めていくかです。

英語コーチングでは、英語自体を教えるわけではありません。(もちろん分からないところがあったら教えますが)

英語の中身をやりだすとキリがありません。日本人の英語学習者にとって必要なのは効果的な英語学習アプローチの指導ですので、コーチングではその部分を請け負います。

今回は以下の2つの書籍をピックアップしました。まずはこの2冊を制覇していきます。

※初心者なら必ずこの書籍を進めるというわけではありません。文法の勉強をしたくないという希望や、それらの要素を考慮して決めるので、一人一人変わります。

 

「たった40パターンで英会話!」の良かったところは、私が大事だと思っている構文(文法項目)がパート1で出てきているところです。

〇〇パターンを覚えれば英語が話せる系の本は沢山あるのですが、一番大事なポイントが、どの構文パターンを紹介しているかです。

そして、内容が簡素すぎてちょっと使いづらいにくいというものも多いです。

どの構文が入っていて、どういった順番でそれを並べているかが重要なんですが、この点が秀逸でした。

「CD付き 言い出し英会話100パターン」の方は、「たった40パターンで英会話!」に入っていないパターンを学ぶために選んでいます。

内容も見やすくて、同じようなその他の本に比べると記憶に残りやすそうなデザインをしているため学びやすいと思います。

 

一旦この2つの教材を読んでもらっています。途中分からないところがあれば質問してもらいます。

2週間後に次のセッションがあり、そこで一旦どれくらいの力が付いているのか確認をしていきます。