カランメソッドに関する問い合わせを公開します

このサイトにはお問合せフォームを設置していますので、カランメソッドやその他英語の勉強方法について質問を送ってくださる方がいらっしゃいます。

マッキー

ありがたい事です!

そのうちの一人から頂きましたカランメソッドに対してのご質問と、それに対する私からの返信のやり取りを、ご本人から英会話学習者の参考のために公開してもよいという許可をいただきました。

アザラシ君

名前はイニシャルに変えさせていただきましたがそれ以外はそのままのやり取りになっていますのでどなたかのご参考になれば幸いです。

カランメソッドに関するお問合せ内容

初めまして、Iと申します。
現在カランレッスンを受けておりますが、やり方についておききしたいことがあり連絡させていただきました。

昨年からNative Camp でカランを受け始め、始めのうちは言われるがままに次のステップへと進んでおりましたが、Stage 4 を終えた辺りでこのまま闇雲に進めても意味がないと思い、Stage 2 に戻って基礎からやることにしました。

やり方は、full stage revision をひたすら反復するといった感じです。現時点で20往復はしております。
簡単なレベルばかり繰り返して本当に意味があるかどうか自信が持てなかった時に、当サイトにたどり着きました。

書かれている内容を拝見しますと、私が行っていることに類似していたので驚きました。
Stage 1とStage 2だけで200時間はやりこまれたということですが、だいたい何往復されましたでしょうか?

実は、切り上げるタイミングがわからず悩んでおります。自分はまだまだ練習が足りていないのか、それとももっとやりこんだ方がよいのか。

個人差もありますが、だいたいの目安になるような数字がわかりますと大変助かります。ご教示よろしくお願いいたします。

因みに自分は30代社会人で、英語レベルは、
文法:中学レベルは復習済み。現在はスタディサプリで高校レベルを復習中。
スピーキング:片言でゆっくり3~5語文は言えるが、長文は構成できない。
TOEICの点数は700点中盤くらい。

現在の英語の学習法は、主にカランを中心にしております。1日6コマ授業をとり、これでStage 1 と Stage 2 を1周する感じです。

私からの返信1回目

I様

お問合せ頂きありがとうございます。ご質問に回答させていただきますね。

>Stage 1とStage 2だけで200時間はやりこまれたということですが、だいたい何往復されましたでしょうか?

私の場合はFull Stage Revisionとしてではなく、通常の進行の仕方で毎レッスン6ページ戻っておりましたので、往復数でいうと6回程度かと記憶しています。

私のやり方のポイントは、カランメソッドがシステムチックに復習をレッスン内に組み込んでいるというところを加味したとしても復習の量(その英文を口にする量)が絶対的に足りていないという仮説を基にステージ1・2が出来るようになるまでやりこむというところになります。

ですのでFull Stage Revisionとしてやられても問題ないかとは思いますが、一つだけ違うところがあるとすれば、複数のレッスンを一日に何回も受けた場合に毎回6ページ戻るので、同日で同じ箇所を何度も何度も繰り返すことになります。

I様のやり方ですと、同じ英文に戻ってくるまで多少時間が開いてしまうのかもしれません。私の受講したやり方との差で、その影響がどれくらい大きいのかは分かりません。

ちなみに、往復の回数を気にされるよりは、習熟度を目安にされた方が良いかもしれません。

どなたであっても絶対的に必要な往復回数が仮にI様のやり方で20回だったとしても、最短の20回で見につく人もいれば40回必要な方もいると思います。

「何回やればOK」というものではなく「身につくまでやる」というアプローチの方がよいのではないかと思われます。

ご自身の習熟度がどれくらいになっているかを目安にしては如何でしょうか?(どれくらいマスターしたいかはひとそれぞれだと思います。)

私の場合はカランメソッドを終える目安として以下の目標を掲げていました。

  1. 反応速度・回答速度をネイティブ並み(無理ならフィリピン人講師並み)にする
  2. 1ができたら発音に注意する、または内容をイメージしながら回答する

毎回同じように受講していたらあまり復習効果も高くないかと思いますので、ステージ2を終えてステージ1に再度戻った場合には、前回よりも何か(回答速度・発音など)が向上しているように意識しました。

ステージ1と2は内容が簡単です(途中から回答も暗記してしまうかもしれません)のでせめて講師と同じレベルになることが必要だと考えています。

ステージ1と2が講師レベルになっていないのであればステージ3に進んでも基礎が身についていない状態で応用に進もうとしているようなもの。(実際ステージ3以降は文章が長文になる関係で英語脳構築に向いていないと感じていました)

しかし一方で、本当にステージ1と2が身についたのであれば、カランメソッドに求める英語での反射回路の構築というところをパスしたことになるため、ステージ3に進む必要があまりなくなります。(それでも進めたいかどうかは個人の目的次第だと思います)

私の場合はカランメソッドに対して英語脳の構築以外のことは求めていませんでした。例えば、カランメソッドを通して語彙力の向上だったり、全体的な英語力の向上は求めておらず、英語での反射回路の構築だけにフォーカスしていました。

英語のどの部分を鍛えようと思ってカランメソッドを受講しているのかという目的とご自身の上達具合を基に終了時期を判断されるとよいかと思います。

長文・駄文となってしまいましたのでもう一度まとめると、

①ステージ1,2の復習の往復回数は気にしない
ご自身がカランメソッドで身につけたいと思う能力が身についてたら終了し、身についていなければ(工夫しながら)続ける

となります。

もしも工夫の仕方でご相談がある、または自分が身に着けようとしている能力の習得にカランメソッドが合っているかどうか分からない、等ございましたらまたお気軽にご相談ください。

P.s. 今回のやり取りが他の読者様の参考になるかもしれませんので、もしも頂きましたメールと私の返信を公開しても宜しければご連絡いただけますと幸いです。

マッキー

I様からの返信

マッキー様

ご返信誠にありがとうございます。
大変参考になるご意見をいただき助かります。

「習熟度に気を付けた方がよい」とのご指摘をいただき、再度今まで録音してきた自分の音声を聞き返してみました。

すると、自分が得意な箇所(マスターした箇所)とそうでない箇所がだいぶ浮かび上がってきました。

自分の場合は、第1,2,3文型(しかも短文)は比較的スムーズに答えることができ、それ以外の文型や修飾が多い文章は苦手であり、また、open qeuestionは即答できるものの、closed questionになると回答に詰まってしまうということが分かりました。

自分の弱点を少しずつ埋めていってStage1と2をマスターしたいと思います。
差し支えなければまた進捗を連絡させていただきたいと思います。

こちらのやり取りですが、少しでも他のみなさまのお役に立てれば幸甚ですので、どうぞ公開してください。
よろしくお願いいたします。

私からの返信2回目

I様

やり取りの公開について了承いただきありがとうございます。

>自分の場合は、第1,2,3文型(しかも短文)は比較的スムーズに答えることができ、それ以外の文型や修飾が多い文章は苦手

実際に世の中で使われる文型自体は第4,5文型よりも第1,2,3文型(特に2と3)が使えれば会話では良いと思いますが、修飾が多い文章に慣れるのは必須だと思います。

特に関係代名詞による修飾は自在に使いこなせる必要がありますよね。ただしカランで関係代名詞やその他の修飾に関する文法事項をマスターするにはステージをどんどん上げていく必要があります。

カランメソッドで学習を継続したいという場合は、カランの使い方・カランを使ってマスターしたい事を自分できちんと理解して進めていくのであればアリだと思います。

他には、ステージ1,2をクリアされた後はシャドーイングなどでひたすら修飾の多い文章を読み込むのが良いかと思います。(知識に問題がないことが前提としてありますので、もし知識が怪しければ文法書を読んで復習しておきます。使っていくうちに理解が深まるので、多少分からないところがあってもOKです。完全に理解できるまで読み込み練習に入らないといのはあまり良くないです。)

シャドーイングは発音の基礎ができていないと難しいですので人によってはあまり向かないこともあるかもしれませんが。。。

色々書きましたが、I様の場合はまずステージ1と2のクリアが先決だと思われますので、まずはクリアに向けて集中しその後に次の学習方法を検討でも良いのかなと思います。

それでは今後も英語学習の継続頑張ってください。またご連絡お待ちしております^^

マッキー