英語ネイティブがよく使う「I’m beat」ってどういう意味?

英語で映画やドラマを見ていると「I’m beat」という言葉が出てくることがありますよね。

日本人の英語学習者に人気の高いアメリカのシットコム「FRIENDS(フレンズ)」でも出てきますし、ネイティブが非常によく使う表現だと思います。

MEMO
シットコムとは、観客の笑い声が入るコメディードラマのこと

このスラングの意味を是非覚えてネイティブに使って見ましょう!

I’m beat の意味

「I’m beat」という英語表現は、「疲れた、くたくた、くたびれた」という意味です。

beat の前に何かを付け足して使えます。

  • I’m so beat (とても疲れている)
  • I’m a little beat (少し疲れている)
  • I’m kinda beat(kinda は kind of のカジュアルな表記。意味は「ちょっと、少し」)

beat の意味

beat は動詞の意味で覚えているほうが多いかと思います。

「beat」という単語は動詞として使われると以下のような意味があります。

  • 打つ
  • 叩く
  • 殴る
  • 敵を打ち負かす

など、何か/誰かをたたくか、スポーツの試合などで対戦相手を打ち負かすなどの意味のほうが有名ですよね。

文法的なことが気になる人へ

でも今回の「I’m beat」のポイントは I’m = I am という風に BE動詞の「am」があるところ。

ここに注目します。

英語では動詞の原形を2つ連続して並べることは基本的にはできません。

MEMO
I’ll GO SEE a doctor などの例外的な表現はありますが、基本的にはダメです
どういうこと?

アザラシクン

マッキー

am と beat が2つ並んではいけないんだから、beat は動詞ではないってことだと判断するんです。
そうか、動詞(っぽいものが)が二つ並んでる=片方は動詞じゃないはずってことか!

アザラシクン

マッキー

そうそう。理解が早いですね!ここでは beat は形容詞として使われているんです!

マッキー

でも今回はスラングなんで、I’m beat はそれで「疲れた」って意味なんだと理解したほうが早いですけどね。
こだわりすぎるとキリがないもんな。

アザラシクン

マッキー

そうですそうです。僕もスラングはいちいち品詞気にせずに意味だけ覚えちゃいます。

I’m beat の実例

I’m beat が実際に使われているダイアログを紹介します。

冒頭で触れたフレンズのシーズン4、エピソード9の一幕から。パーティーの魔術師と呼ばれる友達からドタキャンされて落ち込んでいたロスとチャンドラーの2人をジョーイがもてなしているところ。

 

Joey: So, we’re having fun, right? どうだ、楽しいだろ?

 

Chandler and Ross: Yeah. まあね

 

Joey: We don’t need that wizard guy. We hit a couple of clubs, talked to some strangers, and uh, after this, we’ll head down to the docks and see about that boat thing.

そんな魔法使い野郎なんて必要ねえよ。クラブにもいくつか行ったし、知らないやつらにも話しかけたし、それに、ほら、この後は波止場に向かってその船のやつを見に行くぞ。

 

Ross: I’m kinda beat. ちょっと疲れちゃったよ。

 

Chandler: Actually, me too. 実はおれも。

 

Joey: Are you serious?! お前らまじか?!

 

Chandler and Ross: Yeah. ああ。

 

Joey: Thank God! I’m exhausted! 助かった!おれはヘトヘト!

I’m beat のまとめ

  • 意味は「疲れている」ということ
  • この beat は形容詞だが品詞にはこだわらないで覚える
  • so とか a little とか付けて表現されることも多い

これでもうバッチリですね!

自分で使えなくてもいいですが、せめて人が使ったときに意味が分かるようにしておきましょう☆