カランメソッドとは:4倍の速さで英語を学ぶイギリス発祥学習法

英語が通常の4倍のスピードで身につく!こんなことを聞いたら皆さん食いつきが半端なさそうですが、実はこれ、カランメソッドという学習法の売り文句なんです。

4倍という数字の根拠や、何故4倍の速さで英語が身につくのか等、今回の記事を読んでもらえればカランメソッドという英語勉強法がハッキリと分かるはずです。

カランメソッドとは

カランメソッドは、イギリス人のミスター・カランによって考案されたイギリス発祥の英語学習メソッドです。

MEMO
メソッド=方法、方式のこと。

1960年代にイギリスで開発されたこの学習法は今では世界中の多くの国で使用されていて、有名な企業たちも社員の英語教育に導入しているというほど有名になっています。

 

以下の動画はカランメソッドを管理している団体の公式紹介動画です。元生徒も英語で話していてとても英語が上手になってます。

(動画の長さは3分程度)

カランメソッドには全部で12冊の教材があるのですが、一冊ずつステージという単位で分けられています。

つまりステージ1~ステージ12まであるということです。

それではまず、カランメソッドとはどんなものなのかを見ていきましょう。

カランメソッドはダイレクトメソッドの一種

カランメソッドは、ダイレクトメソッド(直接教授法とも呼ばれる)という英語を教える技術を取り入れた学習法です。

ダイレクトメソッドとは、学習者の母国語を介さずにターゲットとなる言語を学ぶ方法のことです。我々の場合だと、日本語を使わずに英語を学ぶということですね。

ダイレクトメソッドで知られるベルリッツで働いていたミスターカラン氏が、更に効果の高い学習法を目指して作ったのがカランメソッドです。

 

カランメソッドは英語脳を育成するもの

カランメソッドが目指しているものは、英語脳の育成(とスピーキングの練習)です。

私たちが日本語を考えることなく英語を話せるようにするために必要なのが英語脳と呼ばれるものです。

 

日本語から翻訳するのではなく、英語で考えて英語を話す

これは多くの英会話学習者が目指している姿ですよね。

何故4倍の速さで英語が身につくのか

そもそも4倍の速さというのは何を根拠に言っているのかというと、海外で英語力を図る指標となっている「ケンブリッジ英検」の合格に必要な時間を大幅に短縮することに成功したことに由来しています。

ケンブリッジ英検に合格するには約350時間ほどの勉強が必要とされていたところ、カランメソッドで学習した生徒は約80時間で合格できたそうです。

それが従来の学習方法と比べてみて4分の1の時間だったことから、このキャッチコピーが作られました。

この調査結果がどこまで信用できるものなのかというのは置いておいたとしても、カランメソッドの学習スタイルを見る限り従来の一般的な英語学習法と違うことは一目瞭然。

 

そのレッスン内容の濃さから考えると、4倍というのはあながち言い過ぎではありません

そして、それはカランメソッドが遵守しようとする様々なルールによって成り立っています。

 

生徒の英語を如何に早く伸ばすか、そこに真剣に向き合って作られているこのメソッド。そのルールたちを見ていきましょう。

カランメソッドのルール

カランメソッドはかなり綿密にルールが決められている学習法です。そしてそのルールは講師が守っているだけではなく、生徒も知っていないと意味がないものも多いです。

カランメソッドで効果を出すためには、何故そのルールがあるのか、そのルールがあることによって何を達成しようとしているのかという部分について講師と生徒が共に理解している必要があります。

カランメソッドの基本ルール

まずは、実際のレッスンの様子を見てみましょう。

 

動画で詳しく紹介されていますが、レッスンの内容は以下の4つに分かれています。

  1. Revision(復習)
  2. New Word(新単語を学ぶ)
  3. Reading(音読)
  4. Dictation(書き取り)

※4のDictationは行っていないスクールもあります。

 

この中でも、1のRevision(復習)と2のNew Word(新単語を学ぶ)の部分がレッスンの大半(8割~9割)を占めます。

 

Q&A方式で行われるこの2つの部分について細かいルールが定まっていますので見ていきましょう。

講師の質問に回答して進む

カランメソッドは講師が質問をして、生徒がそれに瞬時に答えていくというレッスンスタイルです。

講師が質問をしたあと生徒は考え込むことなく即座に答えなければいけません即座に答えるのは日本語を考える時間をなくして英語脳を育てるため

講師は質問を2回読むことが決まっていて、生徒は一度だけ答えます。

講師:Are you a student? Are you a student?

 

生徒:Yes, I’m a student.

という感じですね。このスタイルによって生徒は強制的に話さざるを得なくなります

もし自由形式でレッスンをして、さぁ英語で話してみてくださいって言っても生徒は何も話せないか、考え込んでしまいます。

なので質問を投げかけて答えさせるんです。

 

そして基本的に答えやすい・答えが決まっている質問が用意されていて、生徒は講師の質問文の構成を少しいじって投げ返せばいいようになっています。

生徒は常にフルセンテンスで答える

生徒が質問に回答するときは常にフルセンテンス(完全な文章)で答える必要があります。

これは英語の文章の作り方を体に叩き込むため。

 

フルセンテンスというのは少し分かりにくいかと思いますので例を挙げますね。

 

まずはダメな例から

講師:What do you want to eat tonight?(今夜何が食べたいですか?)

 

生徒:Chinese food.(中国料理)

この例では、生徒は単語だけで答えてしまっています。

これをフルセンテンスで言うと、I want to eat chinese food tonight. となります。

講師の質問文と同じような文章を作ります。

それではダメな例をもう一つ。

講師:Do you like to play baseball?(野球をするのが好きですか?)

 

生徒:Yes, I do.(はい、好きです)

実はこれも駄目なんです。いえ、英語としては正しいんですよ。

 

実際の会話ではこう答えていいんです。(もしくはもっとカジュアルに答えます)

 

ただし、ここでやろうとしているのはきちんと意味の通じる英語を話せるようになるための基礎を身に着けること。

 

なので「Yes, I like to play baseball.」こう回答しなければダメなんです。講師の質問に対して「Yes, I do.」ばっかり言っていても英語を話せるようにはならないですよね?

 

完全な文章を作れるようにして、通じる英語を話せるようにするのが狙いです。

講師はナチュラルスピードで話す

そして、相手が初心者であろうと講師はナチュラルスピードで質問します。

ナチュラルスピードとは、講師が普段英語を話すときの自然なスピードのことです。生徒のレベルに合わせてスピードをゆっくり話したりはしません。

 

これは速いスピードに慣れることを目的としていて、実践で使える本物のリスニング力を鍛えるため。

講師は決してスピードを落としてはいけないとされています。自然な会話は学校英語とは比べ物にならないスピードなので最初からそこに照準を合わせているわけです。

 

講師の話すスピードが速いと言われるカランメソッドですが、速いのは話すスピードだけではありません

レッスン全体をスピーディーに

カランメソッドで特に大事なのがレッスン全体を通してのスピード感です。レッスン中に沈黙の時間があっては駄目とされています

 

当たり前のことですが、英語は実際に話さなければ話せるようになりません。でも、頭ではそう分かっていながら実際に話す練習の量はあまりにも少ないのが英会話学習者の現実です。

 

生徒にとにかく少しでも多くスピーキングの練習をさせることを重要視していて、レッスンは非常にスピード感よく進みます。

授業中は生徒からの質問禁止

そして、生徒はレッスン中に質問をすることができません

 

カランメソッドはスピーキングの練習をするためのものです。ここを間違えると危険です。

カランメソッドは英語を学ぶためのものだと思っていると、何故質問してはいけないんだと思うと思います。

 

でもそうではないんです。勿論カランメソッドを通して英語を学ぶこともできますが、一番大事なのはスピーキング練習なんです。

 

ちょっと分からないことがあるからと言って質問すると、講師ばかりが話して生徒は聞くだけになってしまいます。

 

多くの学習者が話せるようにならないのは、知識のインプットにばかり時間を割いてスピーキング練習をおろそかにしているからです。

カランメソッドはその部分をよく理解していると言えます。

オンライン英会話のマンツーマンレッスンで受けよう

カランメソッドは必ずオンライン英会話スクールのマンツーマンレッスンで受けましょう

 

カランメソッドは元々イギリスのロンドンにオフラインのスクールを持っていました。

MEMO
ロンドン校は今では閉鎖されていますが、未だにオフラインのスクールはあります。

 

もちろん授業料が高いのでレッスンはマンツーマンではなくグループレッスンです。

ネイティブ講師の場合、授業料の高さからどうしてもグループレッスンになってしまうのは理解できます。でもこれは非常に残念。

 

カランメソッドがいくら良いメソッドであってもグループレッスンでは成長速度がどうしても遅くなりがちです。

大勢がいると時間を分け合わないといけないので、自分一人だけがスピーキング練習できるわけじゃありませんからね。

 

最近は日本でもオンライン英会話が盛んで、カランメソッドを売りにしているスクールも多くなりました。

オンライン英会話であれば講師はフィリピン人のところが多いと思いますがマンツーマンレッスンを受けることができます。

 

自分のスピーキング力を伸ばしたいという目的でカランメソッドを使う場合は講師がネイティブである必要はありませんし、フィリピン人講師のカランメソッドでもその効果の高さは抜群です。

おススメのオンライン英会話スクール

カランメソッドを提供しているスクールには、実はレッスン内容の質や価格に大きな開きがあります。

 

カランメソッドを取り扱っているオンライン英会話スクールをランキングにまとめていますので、どうぞ参考にしてください。

 

一通り全てのスクールの無料体験を使って自分に合うところを見つけてもいいと思います。

【2019年】カランメソッドが無料体験できるオンライン英会話まとめ

 

私が初心者の時にカランメソッドを使って実感した効果の話はこちら

初心者の自分がカランメソッドで英語を話せるようになった裏話

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA